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皆さんこんにちは。木曜日チューターの奥田です。毎日蒸し暑いですが、この時期を過ぎればいよいよ夏本番ですね。
前回、意味深な、含みのある言葉を残して筆を(キーボードを叩く手を?)おいたにもかかわらず、今日まで更新をほっぽらかしておりました。お許しくださいませ。
さて、僕は前回のラストに「『大学入試センター』の『試験』を受けた」と書きました。大学の4年生にもなってどうしてセンターを?と疑問に思うかもしれませんが、紛れもなく事実です。ただし、受けたのは「大学入試センター試験」ではありません。
なにやら禅問答の様相を呈してきましたが、タネを明かせばいたってシンプル。じつは、大学入試センターは「センター試験」以外に「法科大学院適性試験」という、ロースクール志望者向けの試験も作成・実施しているのです。僕が先日受けてきたのは、その「適性試験」なんですね。
現在、司法試験制度は大きく変わりつつあり、再来年以降は原則、学部卒業後に法科大学院(ロースクール)に入り、その課程を修了してからでないと司法試験を受けられないようになります。そして、そのロースクールの入学試験の際に、前もって受けなくてはいけないのが「適性試験」なのです。
形式はセンターと同じマーク式で、文理問わず幅広いジャンルの専門的な文章を速読し要点をつかむというセンター現代文のような問題と、推理ゲームのような論理力・分析力をはかる問題から構成されています。なかなか面白い問題がそろっているので、法学部志望の人や論理パズルが好きな人などは、大学入試センターのホームページにアップされている問題をのぞいてみると良いでしょう。
で、そんな「適性試験」にチャレンジして来た僕ですが、会場に向かう道すがら、ある生徒のこんな言葉を思い出しました。
「普段は分かる問題なのに、模試や試験になると緊張して解けなくなってしまう」
ある特定の生徒というより、こういう話は割と多くの生徒から聞きます。皆さんの中にも身に覚えのある人は多いのではないでしょうか?かくいう僕も、試験のたびに「普段ならもっとできてたはずなのに…」と歯がゆい思いをしていた一人です。僕は、結局なんども何度も試験や模試を受ける中で、次第に神経が図太くなっていった感じなので、試験での緊張がどう克服されていったのか、具体的に意識をしたことはありませんでした。
とはいえ、現に試験で緊張して思うように結果が出せない、と悩んでいる生徒がいる以上、ひと言「慣れろ!!」で済ませてしまうのもいかがなものかと思いました。そこで、久々に大きな試験を受ける自分が、どうやって試験での緊張をコントロールしているのか、少し意識してみることにしたのです。
結論を先にいうと、そこで気づいたのは、試験開始5分前にどう行動するかが大事なのではないか、ということでした。
入室期限時刻が過ぎ、試験監督が入室しても、そこまで緊張しません。マークシート(つい3年前のことながら、センターを思い出して懐かしかったです)が配られ、名前等を記入するときも然り。しかし、問題冊子が配られたあとの、試験開始までの約五分間で急に緊張感が増してくるのです。思うに、この普段にはない長めの「沈黙時間」が、非日常の感覚を否応無しに受験生に与えるのではないでしょうか。
そんな時、どうすれば緊張感を和らげることができるのでしょう。今回はじめて気づいたのですが、僕の場合は、無意識のうちに机から顔を上げ、周囲の様子を観察していました。すると、周りの受験生も自分とおなじように緊張しているということがよく分かるのです。それどころか、なぜか試験監督まで若干緊張の面持ちだったり。「そうか。緊張しているのは自分だけではないんだ」。当たり前のことですが、そのことを目の当たりにしてみることで、不思議なほど緊張感は薄れてきます。
そして、観察していて気づいたのですが、受験生の多くは、5分間ずっと時計とにらめっこをして開始までの残り時間を気にしているか、分かりきったことしか書かれていないはずの問題冊子の注意書きをずっと読んでいるようです。これでは周りのひともおなじように緊張しているということに気づくはずもなく、自分だけがナーバスになっているのではと錯覚しても不思議はありません。そんな心理状態で、いつも通りの結果を出すという方が奇妙なことでしょう。
というわけで、緊張を100%なくすことは不可能ですが、周りも自分と同じく不安な気持ちを抱えながら問題冊子に対峙しているんだと認識することで、少しだけ普段の精神状態に近づけることはできると思います。当たり前に聞こえるかもしれませんが、実際にそのことを試験会場で自分の目で見て確認している人は少ないと思います。是非お試しあれ!
高3生の皆さんの中には、この夏、大学別の模試を受ける人も多くいると思います。なるべくベストに近いコンディションで結果を出したいこの夏、“緊張”対策も大切ですよ。そういう意味での今回のタイトルであって、決しておやじギャグなどでは…。
今回は長くなってしまいました。それでは次回の更新でお会いしましょう。…奥田パパでした!
前回、意味深な、含みのある言葉を残して筆を(キーボードを叩く手を?)おいたにもかかわらず、今日まで更新をほっぽらかしておりました。お許しくださいませ。
さて、僕は前回のラストに「『大学入試センター』の『試験』を受けた」と書きました。大学の4年生にもなってどうしてセンターを?と疑問に思うかもしれませんが、紛れもなく事実です。ただし、受けたのは「大学入試センター試験」ではありません。
なにやら禅問答の様相を呈してきましたが、タネを明かせばいたってシンプル。じつは、大学入試センターは「センター試験」以外に「法科大学院適性試験」という、ロースクール志望者向けの試験も作成・実施しているのです。僕が先日受けてきたのは、その「適性試験」なんですね。
現在、司法試験制度は大きく変わりつつあり、再来年以降は原則、学部卒業後に法科大学院(ロースクール)に入り、その課程を修了してからでないと司法試験を受けられないようになります。そして、そのロースクールの入学試験の際に、前もって受けなくてはいけないのが「適性試験」なのです。
形式はセンターと同じマーク式で、文理問わず幅広いジャンルの専門的な文章を速読し要点をつかむというセンター現代文のような問題と、推理ゲームのような論理力・分析力をはかる問題から構成されています。なかなか面白い問題がそろっているので、法学部志望の人や論理パズルが好きな人などは、大学入試センターのホームページにアップされている問題をのぞいてみると良いでしょう。
で、そんな「適性試験」にチャレンジして来た僕ですが、会場に向かう道すがら、ある生徒のこんな言葉を思い出しました。
「普段は分かる問題なのに、模試や試験になると緊張して解けなくなってしまう」
ある特定の生徒というより、こういう話は割と多くの生徒から聞きます。皆さんの中にも身に覚えのある人は多いのではないでしょうか?かくいう僕も、試験のたびに「普段ならもっとできてたはずなのに…」と歯がゆい思いをしていた一人です。僕は、結局なんども何度も試験や模試を受ける中で、次第に神経が図太くなっていった感じなので、試験での緊張がどう克服されていったのか、具体的に意識をしたことはありませんでした。
とはいえ、現に試験で緊張して思うように結果が出せない、と悩んでいる生徒がいる以上、ひと言「慣れろ!!」で済ませてしまうのもいかがなものかと思いました。そこで、久々に大きな試験を受ける自分が、どうやって試験での緊張をコントロールしているのか、少し意識してみることにしたのです。
結論を先にいうと、そこで気づいたのは、試験開始5分前にどう行動するかが大事なのではないか、ということでした。
入室期限時刻が過ぎ、試験監督が入室しても、そこまで緊張しません。マークシート(つい3年前のことながら、センターを思い出して懐かしかったです)が配られ、名前等を記入するときも然り。しかし、問題冊子が配られたあとの、試験開始までの約五分間で急に緊張感が増してくるのです。思うに、この普段にはない長めの「沈黙時間」が、非日常の感覚を否応無しに受験生に与えるのではないでしょうか。
そんな時、どうすれば緊張感を和らげることができるのでしょう。今回はじめて気づいたのですが、僕の場合は、無意識のうちに机から顔を上げ、周囲の様子を観察していました。すると、周りの受験生も自分とおなじように緊張しているということがよく分かるのです。それどころか、なぜか試験監督まで若干緊張の面持ちだったり。「そうか。緊張しているのは自分だけではないんだ」。当たり前のことですが、そのことを目の当たりにしてみることで、不思議なほど緊張感は薄れてきます。
そして、観察していて気づいたのですが、受験生の多くは、5分間ずっと時計とにらめっこをして開始までの残り時間を気にしているか、分かりきったことしか書かれていないはずの問題冊子の注意書きをずっと読んでいるようです。これでは周りのひともおなじように緊張しているということに気づくはずもなく、自分だけがナーバスになっているのではと錯覚しても不思議はありません。そんな心理状態で、いつも通りの結果を出すという方が奇妙なことでしょう。
というわけで、緊張を100%なくすことは不可能ですが、周りも自分と同じく不安な気持ちを抱えながら問題冊子に対峙しているんだと認識することで、少しだけ普段の精神状態に近づけることはできると思います。当たり前に聞こえるかもしれませんが、実際にそのことを試験会場で自分の目で見て確認している人は少ないと思います。是非お試しあれ!
高3生の皆さんの中には、この夏、大学別の模試を受ける人も多くいると思います。なるべくベストに近いコンディションで結果を出したいこの夏、“緊張”対策も大切ですよ。そういう意味での今回のタイトルであって、決しておやじギャグなどでは…。
今回は長くなってしまいました。それでは次回の更新でお会いしましょう。…奥田パパでした!
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